2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

サイト『論点ひきこもり』:★二流チャット企画:「出会い」

スタッフの井出さんとぼんやりチャット。 なんかいろいろ恥ずかしいこと語ってます。

小冊子『「待つ」をやめるとき』

ひきこもっている人には、なるだけ安心して、いつまででも閉じこもっていてほしい。 しかし、そのような「永遠の待ち」の姿勢は、状況を硬直させ、10年の時をあっという間に過ぎさせる。失われた不本意な時間は、無力感をいや増し、心と経済の事情を悪化させ…

 不確実なもの

黒沢清『アカルイミライ』

映画論的なことは何も分からないが、 有田家のリサイクルショップ店内で藤竜也とオダギリジョーが言い争うシーンを観てから、興奮してしまって、あとのシーンをあまり覚えてない。(正直に告白すれば、部屋で観ながら独り言で関係ないことを怒鳴ったりしてし…

内側から

人間は外的な自然に対して脆弱であるばかりでなく、内的な自然に対してさらに脆弱である。情念を放置すれば、たちまちそれは人間をのみつくす。人間が人間存在であるためには、この自然をたえず加工する「精神の錬金術」が不可欠である。これと闘うのではな…

痛みとしての「メタの維持」

「メタ」とは、「高みに立って見下ろす」、「雲の上から小便*1」というような、安全圏の視点設定ではない。トラブルの渦中にあって、みずからを含むすべてを括弧に入れ、その「問題化視点」という痛みの実存そのものを我慢強く維持しようと努める、その危う…

「メタ-当事者-学」?

ある社会運動に関わっている方とお話しする機会があったのですが、ひきこもりに関する活動で僕が直面する諸問題と、驚くほど同じ問題に直面しておられました。学問的ラディカリズムと現場のプラグマティズムとの齟齬(各々における戦略的無自覚さ)、当事者…

コメント欄を

停止しますね。 もう長期にわたって公開していたので、必要な方には届いたと思うので…。

たぶん

僕はいま、「過渡期」的な状態にあるのだと思う。 言い訳みたいですが。

≪「論点ニート」と「論点ひきこもり」のちがい?≫(こういうタイトルでエントリしていた)

最初に新サイト『論点ひきこもり』ブログに引用したのは、石川良子氏の次の部分だった。これは、本田由紀氏の上記レジュメ『ニートをめぐる様々な「問題」』末尾<引用2>にある。 「ニート」論は「働くのは当然だ」という前提から出発するのに対し、「ひき…

語句の流通について

新サイト『論点ひきこもり』のブログのほうに、サイトの趣旨に関連した小タイトルと引用を作ったんだけど、レジュメ作者である本田由紀(id:yukihonda)さんの趣旨、あるいはパネリスト報告の趣旨とあまりにかけ離れてしまうので、こっちのほうに長文でエン…

当事者によるフリーター論:『フリーターにとって「自由」とは何か』(杉田俊介)

著者(id:sugitasyunsuke)による、ご自身のブログでの告知 大澤信亮氏による紹介文(「雑感」9.30.2005) 杉田俊介さんは、さいきん稲葉振一郎氏への苛烈な怒りを表明されたのですが*1、考えてみれば稲葉氏は、政治哲学等を論じる「学者(専門家)」であり…

新サイト『論点ひきこもり』*11スタート

ひきこもりに関する新サイトのスタッフに参加させていただくことになりました。 サイトの理念については、ぜひ「このサイトについて」をご覧ください。 各記事に対しては、トラックバックを送ることもできます。(試みに、こちらのページに送ってみました)*…