2005-01-24から1日間の記事一覧

メールより

今日のエントリに関連し、三脇康生さんと交わしたメール(私からの返信)の一部を、許可を得てここに転載してみます。三脇さんからは、「プロジェクトに参加したい」とのうれしいお返事を頂きました。 上に書いたように、「人物と発言」は分けるべきだし、今…

事態の構造的描写

私のしている「課題脱落的」という引きこもり論は、「深刻度競争=不幸自慢」と同じではないのか、というご批判を受けた(ような気がする)ので、少しだけ。 「課題脱落的」は、引きこもりに起きている事態について、なるだけ多くの人と本質的な議論を共有で…

「発言内容」と「人物」の峻別

これは、党派性を避けたいための論点でもあります。 私がある人物の見解に反論すると、すぐに「逆らいやがった」という“人物”レベルの対立の話になる。逆に発言を支持すると、「あいつは○○派か」。つまり、議論のすべてが≪人間関係≫や≪上下関係≫に落とし込ま…

これには、≪お金≫という重大テーマも絡んでくる。

ひきこもり支援でトラブルになるのは、「支援方針」とともに「お金」の問題。 いや、むしろ「支援方針」の問題は、「カネ」との関係においてこそ真に問われるのだと思う。 私自身、特定の団体利益のために「利用された」としか思えない経験もあり、ひどい思…

「共感主義」の限界

先日の仁愛大学の授業内講演では、お招きくださった三脇康生さんの勧めもあり、「ひきこもりの深刻な実状をベタに描写する」だけでなく、次のようなことも言ってみました。 ひきこもりの問題というのは、ここにいる皆さんのほとんどにとって「他人事」だと思…

「左翼的」でない連帯?

岸政彦さんのご指摘(050124)にも関わりますが、最近はいろんな方が、「弱者が連帯して活動することが難しい」ということを言う。「ひきこもり」などは分断化・孤立化の極北なのでその典型ですが、それでなくとも「集団的に何かを為すのはカッコ悪い」とか…

企画案再整理の試み

前回の提案以後、新しい論点や、再整理したい点なども出てきたので、あらためて記してみます。これらのことは、いわば「努力の方針」に関することだと思います。

タイトル案暫定報告

継続中の「タイトル案募集キャンペーン」ですが、ここで一度全部のご提案を掲示し、皆さんと検討してみたいと思います*1。ご提案くださった皆さん、あらためて、本当にありがとうございました。 私が「キャンペーン」と呼んでしまったので、「短期だけなの?…