2004-11-06から1日間の記事一覧

邂逅

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2004/10/12メディア: コミック購入: 60人 クリック: 1,350回この商品を含むブログ (1142件) を見る 多くのかたが書いている通り、うかつなことは言いたくない作品。 …

各問題のディテール → 「共有できるテーマはないか?」

もちろん、上記のような同型性は ―― 岸氏ご指摘の通り ――、「ホームレスやセックスワーカー」と「ひきこもり」の間にも言えることなのだと思う。 しかし当然だが、抱える問題のディテールや、個々のポイントにおける深刻さの度合いは、それぞれの問題カテゴ…

「摂食障害」と「ひきこもり」 ―― 類似と相違

「摂食障害と医療の関係」が、「ひきこもり支援」と同型の問題を抱えるというご指摘にうならされた。 「食べない」のは、「本人の意志」によるのか、「やむにやまれぬ受動的苦痛」なのか。 → 積極的選択なのか、受動的脱落なのか 「放置して見殺しにする」の…

「権利」? 「自由」?

「今のままでいる権利」はともかく、「そこから脱却する権利」という言い方に少し抵抗がある。 民族差別の話とはディテールが違っていて当然だが、「ひきこもりからの脱却」については、「訓練機会や豊富な選択肢を通じて、社会参加に再チャレンジできる」と…

弁証法?

「アイデンティティ」は、差別の温床になり得るし、個人の自由を制限する機能をも持ち得るから、否定すべき。 「○○のくせに!」【カテゴライズゆえの差別】、 「お前は○○なんだから、××でなければならない」【逸脱しないよう、いつの間にか縛りをかけている*…

岸政彦氏のブログ 『sociologbook』 の

「041030」 のエントリーより*1 記事に直接 TrackBack が送れず、かつ過去ログが読めなくなってゆくようだし*2、全体に重要な指摘があふれているので、失礼かもしれませんが太字・赤字強調を勝手にほどこしつつ、ほぼ全文を引用させていただきます*3。 【200…

 「今のままの姿でいる権利」 ・ 「そこから脱却する自由」