治療と現実

「イタリアにおける精神病院廃絶の論理」 松嶋健、それから七夕交流会(半睡半醒日誌)

 「治療共同体」で治療すことは、それが成功するというよりも、これまでの治療は「所与」の現実ではなく、違う治療を試みることで、現実は変えられる、現実は変わっていく



「変えられない現実に適合するために自分を治療する」 というより、
自分をふくんだ《現実》ごと変えてゆくような作業