発覚した年金詐欺事件(メモ)



618人の年金差し止め 所在不明の高齢者ら――厚労省(2011年2月4日)

 高齢者の所在不明問題を受け、安否を確認していた厚生労働省は4日、76歳以上の618人について生存が確認できなかったとして、年金の支給差し止めを決めたと発表した。同省は親族らに過払い分の返還を求めるとしている。
 同省によると、76歳以上で過去1年間に医療保険の利用実績がなかった約34万人を調べたところ、572人は既に死亡していたり、生存が確認できなかったりしたとして差し止めを決めた。親族らが「本人と連絡が取れない」と文書で回答してきたケースが約9割を占めたという。