「当事者」という言葉を用いる目的

    • (1)交渉条件の改編 (制度的な非対称性)
    • (2)交渉能力の向上 (プレイヤーとしての主体化)
    • (3)責任の明確化 (強者の問題でもある)

この3つは、相互に入り組んでいる。各人ごとに、案件ごとに、そのつど分節するしかない。
「自分だけは当事者性を逃れられる」というのは、「自分は社会に生きていない」という主張に近い。各個人は、必ず誰かとの関係の中で生きている。