「trauma」「Real」という自分の原点を思い出させてくれた。
私はこの映画を、まずは「突然終わる生」「それぞれの思惑の交錯」といった視点で見ていた。 映画自体の強烈な政治的含意は、帰宅後に知人とチャットするまでほとんど忘れていた(最後のテロップの意味など)。 ▼「trauma」は、まずは個人的なつらさだが、それ自体が政治的モチーフといえる。
- 【犯人を除く乗客乗員40名のリスト+顔写真】(Flight 93 National Memorial)
- 【「撃墜された」という証拠と証言の数々 【全訳】】(『ヒロさん日記』)
- 【「ユナイテッド93」感想リンク集】(『万来堂日記2nd』)
この映画をめぐる会話から、知人が口にした言葉:
「誰にとってのトラウマ」が言説空間を支配するのか、をみなくては
きわめて大事。
こう語ったからと言って、私がこの知人と「強調すべきtrauma」を共有できるとは限らない。