本田由紀氏の「ひきこもり」理解について
いくつかのTBでの指摘(私のエントリーを含む*1)について、本田氏が「ひきこもり」に特化した言及をされている。 『「ニート」って言うな! (光文社新書)』においては*2、本田氏のみが「ひきこもり」に突っ込んだ言及をしているために、内藤朝雄氏・後藤和智氏よりも多く批判される形となっている。 ▼本田氏としては、「なぜ自分だけが」と理不尽に思われるかもしれないが、私はむしろ、その勇気ある言及によって「議論を整理することが可能になった」と感謝し、少し詳しく触れてみる。【そもそもこの本がなければ、「ひきこもり」についての忘却もさらに進んだだろう。その意味でも単語「ニート」は、遠回りかつ皮肉な形とは言え、「ひきこもり」救済にも一役買っている。】