《社会参加》――人文系・社会科学系・医療系

  • ニート」は、《人文系》と《社会科学系》の交点に位置する議論・課題であるため*1、非常に難しい。
    • 玄田有史氏と本田由紀氏の緊張関係。 「若者問題」と「雇用・労働問題」。 社会学者と経済学者。 「教育」の問題。 ▼「動機付け」と「システム設計」。】
  • さらに「社会的ひきこもり」だと、深刻な状態像への判断*2や、対応可能な社会インフラの事情から、《医療系》が加わる。
  • 民間の対人支援者(個人・団体)の多くは「資格」を持たないが、「共同生活や通所によって対人生活スキルを向上させる」という趣旨をもった支援事業は、歴史的にも新規といえるのではないか。
    • 【「精神保健」と「職業教育」の交点。】




*1:友人の指摘に感謝

*2:「ひきこもり」という重篤な状態像をとる場合、「(1)精神疾患 (2)発達障害 (3)社会的ひきこもり」のいずれであるかを診断し分けなければならない。 これは最初の窓口の重要な任務になる。

*3:「カウンセラー」にはたとえば「臨床心理士」という資格があるが、これはいまだ民間資格であり、排他的な「業務独占資格」ではない【議員立法検討中とのこと】。 つまり「私はカウンセラーです」と名乗れば、現状では誰でも「カウンセラー」になれる。