【新機軸の必要性】

ひきこもり関連のイベントを主催されているあるかたに伺ったのだが、最近の大阪は、「ひきこもり」でイベントを打っても、人の集まりが悪いらしい。 そこですぐに思ったのが、「みんなシラケ始めている」ということ。
私が活動を始めた4年前でさえ、大阪には親の会がいくつもあって、しかもその時点で「もう活動を始めて7年目」などという団体もあった 【斎藤環氏の本(1998年12月)どころか、塩倉裕氏の新聞連載(1997年2月〜)より前から親の会をされているのだ】。 そういう方々は、もうご自分たちで勉強会や講演会を企画され、呼び得る限りの講演者や講師をお招きし、専門用語も含め勉強し尽くしている。 つまりもう大抵のことでは、新規情報がない。 なのに状態が好転しないのだ。 当事者や親に広がるこの静かな絶望感が、イベントの集客率を悪くしているのではないか。


今年の3月27日に、「A’ワーク創造館」主催の「支援団体合同イベント」*1が開かれた時、どうしてあれほど人が集まったか。 そこに何か≪新機軸≫を読み取られたんだと思う。 → やはり、これについては ―― 新奇性を紹介するだけでも ―― レポートを後日作成しよう。 もう半年以上たっちゃったけど。


・・・・みんなもう、あきらめかかっているのだ。 「何をやってもダメだ」と。







*1:パネラーをさせていただいたのに、報告をアップしないまま放置してしまった。 うう。