18日朝にみた夢

中国の工学部大学院の男が、個人的実益と茶目っ気で開発した新器機。
写真の2次元情報を読み取り、そこから推測的に3次元情報を組み立て、別の3次元の「動く物体」に投影し、リアル3次元物体の動きに合わせてあたかも写真の物体そのものが動いているように見せられる。開発者男性の最初の目的は、「静止アダルト画像から迫真の女性ホログラムを生み出す」ことだった → 見事に実現。デモンストレーションでは、器機のそばに立っている中年男性がAV女優に変身、悩殺的なポーズを決める。会場爆笑。
あらゆる「動く物体」が異様な写真群と合成される実験的かつ功利的な展開。「無音映像を見ているだけで笑いが止まらない」なんて初めて。
その後、この器機のすさまじい機能ゆえの笑いを潜めた恋愛系の切ない話が進行し、一晩で一本の映画を観た気分。「新しい工学的発明の周りに笑いや涙を生じる」という、僕にしては珍しい趣向の夢。