積み残し

……というわけで、「私」と「公」の関係は、「ひきこもり」というテーマに内在的であると思うのですが。
実はこの「公私」のテーマ、拙著の中では最も「うまく語れなかった」部分だと思っているのです。 「いちばんうまく語れなかったが、でもひょっとすると、いちばん大事かもしれないテーマ」。 そんなふうに考えて、ゲンナリしていたのでした。