2004-07-09から1日間の記事一覧

メモはまだたくさんあるのですが、いっぺんにたくさんアップしても誰も読まないので(笑)、今日はこれで店じまい。 上記≪現実逃避≫について何か批判やアドバイスがあったら、ぜひご指摘を…。 (うまくお応えできないかもしれませんが)

現代において決定的に重要な問いかけは、おそらくたった一つしかない。 「リアルとは何か」という問いかけである。 (斎藤環『フレーム憑き』ISBN:4791761189 p.7)*1 彼は≪「リアルとは何か」という問いかけ≫こそが(自分にとって)最もリアルなのである、…

「自分が人生で為すべき最高のミッションをないがしろにしたくない」という強迫観念が、僕を逃避的に硬直させる。 「自分にとって最も大事な課題」を無視し、それから「逃げている」ような罪悪感・焦燥感・強迫観念。 「何をもっとも大切にすればいいのか」…

ひきこもりが精神科において最も受けやすいレイベリングは「回避性人格障害」。 つまり「常軌を逸するほど(病的なほど)現実逃避的である」と見なされている。 → 「現実逃避」は、ひきこもり当事者(経験者)が受ける差別や悪罵の核心に位置している。 ひき…

「現実逃避とは何か」という問いは、自己検証的(自己言及的)に機能しなければならない。 その問い自身が逃避行動であり得る。 柄谷行人氏の表現を借りれば、「現実逃避的ではない」(=批評的である?)ためにはフットワークが要る。 ある固定的立場や理論…

こんにちは。 お久しぶりです。 7日は、三脇康生氏のお招きで仁愛大学(福井県)の授業内講演にお邪魔してきました。 授業の前後、おいしい食事をご馳走になりながら三脇氏といろいろお話させていただいたのですが、「労働と消費の区別の曖昧さ」(労働のよ…