2004-05-13から1日間の記事一覧

ふい〜

今日のお話は、僕の中のクリティカルなテーマの雛型が形をとったようなことになっています。 何度も何度も、この辺の話には立ち返ってくるでしょう。 しかしさすがに今日は限界なので(笑)、これでお開き。 さて、僕は何に関して「デキル人」を目指すのでし…

「デキル・デキナイ」教育版

学習指導要領の変更をめぐって論争が起きていますが、「公立の中学・高校に通っていたのではマトモな教育を受けられない」、つまり「お金のある人だけが優秀な教育を享受できる」という不安が広がっている*1。 ツメコミ教育をなくそうとしたのは落ちこぼれ対…

「デキル人に予算を、デキナイ人に選択肢を」

ベーシックインカムが財政的に実行可能であるとしても、それは政治的には絶対に実行不可能であると指摘される。 一国レベルでのベーシックインカムの導入は、個人所得税でまかなうにせよ、富裕税などでまかなうにせよ、金持ちの海外逃亡と貧乏移民の大量流入…

学問的評価 と 経済的評価

id:Ririka さんは大学の研究について、「仕事の価値」と「報酬(研究費)」の関係を問題にしているが、難しいのは、「収益につながる研究」イコール「価値のある研究」なのか、ということだ。いちばん極端なのは純粋数学や人文系の研究だと思うが、工学系に…

モテ と 稼ぎ

ネット上で人気を博するということは、それだけ文才があっていい仕事をしたということなのだが、そこで「上位1%」に入っても、(バナー広告などもあるけど基本的には)収入はゼロ。 「稼げる仕事」は、それだけ人の役に立っているのかもしれないが、「人の…

「デキル人」百態

2ヶ月ほど前の数字だが*1、「はてなアンテナ」への被登録数とダイアリー数の関係を見ると、 「被登録数40件以上」なら上位1%、「100件以上」なら上位0.2%に入っている。 「被登録数5件以下」が全体の90%、「10件未満」で95%を占める。 ReadMe! 日刊ラ…

「デキナイ人のリスク免除」と、「オリジナルのエリート志向」

id:Ririka さんが、「適材適所」および「上位1%」について考察している。 (アメリカは、)「適材適所」が徹底して広く行き渡っている、という意味で合理的な社会なのだろう。 どんな種類の能力でも、高いほうの端っこの1%くらいになると、その他大勢の人…