- 「Des cas d'« hikikomori » en France」(2012年6月11日付)
アメリカや日本の話をしつつ、初歩的な啓蒙記事という感じです。
精神分析家セルジュ・ティスロン氏が登場してますが*1、「いかにも精神分析」な説明で、ちょっとがっかり。ここはひとつ、制度論系のひとに登場してほしかった。
あと、トイレに閉じこもったという日本の事例にそっくりなアメリカ人男性(30歳)が、認知行動療法を受け入れて元気になった、という紹介も。
以前にお会いしたフランスからの研究チームは、フランスでは引きこもった経歴はスティグマにならないと話されていたのですが(参照)、今回の記事では、ひきこもることには「恥や罪悪感」があり、相談が遅れる、と書かれています。ならば日本と似てる。