仕事の概念枠

  1. フロー(作業課題を固定)
  2. ストック(理解、金銭、人脈*1など、フローの堆積物)
  3. 改編(仕事の理念そのものを変えてしまう)
    • 1 を馬鹿にしていては仕事はできないし能力も向上しない*2
    • 多くの人は 2 に縛られて肝腎のポイント*3を見失う(ルサンチマンなど)。
    • 2 と 3 の間に創造性が必要だが、このプロセスに酔うと自滅する(創造パターンのフロー化)。
    • 1〜3 を適切に往復するフットワークが要る。


2010-06-10 【追記】

ここで「仕事の概念枠」としているのは、主観的な努力の概念枠です。
ひきこもりでは、努力のはまり込むパターンそのものが硬直するので、臨床論が、主観性の生産過程を主題化せざるを得ません。 それは、集団的に反復される関係性のありようと切っても切れない。
ここが理解できない議論は、ご自分の正当化パターンを反復して悦に入っているだけです――ひきこもる人がそうであるように。 正当化の努力そのものが、問題構造を反復している。

《主観性のパターンは、関係性のパターンと切っても切れない》――医療関係者も左翼も民間支援者も、ここがまったく理解できていません。 学者は、自分のディシプリンを反復するだけで、そのディシプリンが関係性に何をもたらすかを論じる能力がありません。




*1:紛争など、負の人脈もある

*2:パターン化した対人支援や、語学の反復練習もこれにあたる。ただし固定しすぎると諸悪のもと。フローの形式的固定を再帰的にチェックする必要がある。

*3:時系列で変化する