正当化のスタイル

「社会が間違っている」という人は、そう語るスタイルが間違っていることを問題にしない。 語ろうとするときのスタイル*1は、正当化のスタイルを体現している。 あなたのその語りのスタイルが、時間のなかで周囲との関係のなかで間違っている可能性がある。
結果物の整合性しか見ていない批評や正当化は、生産過程として間違っている。 それを「まちがい」と指摘する必要は、身体的に繰り返される生産過程の硬直にある(そのままでは息ができない)。



*1:style」には、「文体」という意味もある。