もう7年以上も前になるだろうか。大学院にいたころ、先輩の一人が自殺を図ったことがあった。幸い未遂で済んだが、学内でのこの手の話題というのは、本当に誰か死人が出たり、あるいは裁判沙汰にでもならない限り、学外には出て行かない。
この記事で紹介されているYさんの論文を、「これは○○教授に受理されなかったものです」として、ネットに全文公開してはどうだろう。
自殺した知人のケースもそうだが、これが大学で「珍しくない」としたら、何らかの形で「透明性+当事者的な取り組み」を試みる以外に、改善の道はないように思える。
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- 【追記】:上記記事を書かれた idiotape さんが、翌日に「文科系大学院の歩き方」をエントリーされている。