自覚の有無

樋口氏の論文(PDF)では、ひきこもりと準ひきこもりの比較点として、「本人と周囲が問題に気付いているか否か」を挙げている(Table1)。 ひきこもりにおいては本人も周囲も「気づいている」が、準ひきこもりでは「気づいている場合と、気づいていない場合がある」という。
しかし、かなり深刻化しているとしか思えない「ひきこもり」事例でも、「問題意識を持っているのは母親だけ」とか、「本人が悩んでいるが、家族がそれを認めない」などというケースがある*1。 ▼そうした場合は、問題意識を持った人が家族の中で孤立する。





*1:何をもって「気づいている」とするかによるだろうけれど。