塩倉裕『引きこもる若者たち (朝日文庫)』(朝日文庫)

わけあって再読したのだが・・・
以前読んだときには、「読んだ」のではなくて、「文字を目で追っていた」だけだったのだと思う(つらすぎて)。
ものすごく細やかな情報や理解がたくさん詰まっている。
1997年という段階*1でこれほどのレベルというのは、驚くべきこと。
いままで、塩倉氏のことをあまり取り上げてこなかったうかつさと非礼を、ここにお詫びします・・・


今回読めた理由の一つは、4月末から起こっている、内的な姿勢の変化が大きい。
これについては、あらためて考えます。



*1:新聞連載当時