「脱落する権利と再チャレンジの権利」、「属性共有と課題共有」、それに1月7日に杉田俊介(id:sugitasyunsuke)さんと交わした議論などから、企画案を整理してみます。*1
【今日のエントリーは骨子の草案であり、今後も繰り返し立ち返る予定です。 これまでに考えてきた様々な論点が、この企画案のテーブルで再整理できるように感じています。】
*1:ぜひ、杉田さんのエントリーも熟読してみてください。 私が取りこぼしている論点も提示されています。
「脱落する権利と再チャレンジの権利」、「属性共有と課題共有」、それに1月7日に杉田俊介(id:sugitasyunsuke)さんと交わした議論などから、企画案を整理してみます。*1
【今日のエントリーは骨子の草案であり、今後も繰り返し立ち返る予定です。 これまでに考えてきた様々な論点が、この企画案のテーブルで再整理できるように感じています。】
*1:ぜひ、杉田さんのエントリーも熟読してみてください。 私が取りこぼしている論点も提示されています。
*1:この課題にすら反対するマイノリティ当事者は、「私の個人的課題をこそ最優先しろ!」と無条件に主張しているのではないでしょうか。 それだって「課題を共有しましょう」という呼びかけと提案であり、私が言っている「≪課題共有≫に向けて模索しましょう」という呼びかけと同じ構造のはずです。 ▼自分が苦しくなっている人は、どうしても「私の問題を最優先にしてくれ!」と言ってしまいますが(そして実際に課題の緊急性はあり得ます)、それでは「課題共有」がまったく模索できません。 そしてこの「課題の共有できなさ」が、マイノリティにとって極めて致命的な不利益になる。
*3:「再復帰できない」にも様々なディテールがある。「履歴書の空白」、「育児休暇を取った女性」、「高齢者」、など。
*4:「就労問題」は「ニート」の話題性などから注目されているが、「住宅喪失 (ちくま新書)」も重要のはず。【参照:「復興住宅」】
*5:「はてなダイアリー」内のどなたかがTrackBackと共にくださったコメント(どなたでしたっけ・・・)
*7:もちろん短期的・あるいは長期的な政策論にそうした議論が必要な局面はあると思う。 この辺については、「リベラリズム」等々の問題としてあらためて勉強したい。
*8:残念ながらソースを確認できず。 どなたか、そのようなデータをご存知ありませんでしょうか。
*9:手段はともあれ、「結果を実現する」のが政治的には重要のはず。 対案を示そうともせず「経営者の味方をするな」等の形式的理念ばかり口走る人は、まるで「課題を共有」しておらず、結果的に(自分を含む)弱者を窮地に追いやっている。 やりきれないジレンマですが、反論するのであれば、具体的に「共有できる課題」を提示すべきではないでしょうか。
*1:生田さんによると、「旗までの距離を差別化したビーチフラッグ競争」のほうが比喩としては正確だが、「イス取りゲーム」のほうがわかりやすい、とのこと。
「この課題フォーマットを、キャンペーン化できないだろうか?」ということを、杉田さんと話し合っていたのですが・・・・。 皆さんと共有できるお話は、ないものでしょうか。
とにかく、≪課題を共有する≫形を模索したい。 今の時点で共有できる≪課題≫がないなら、その「共有できる課題」を析出するために、共同で努力したい。
何の益も生まない自己満足的な「反抗のための反抗」(対案を出さずに非難ばかり)や、嫉妬・勘違い・妄想による「弱者同士の傷つけ合い」(トチ狂った弱者の狼藉)は、もうたくさんです。
しかし、どうも「タイトル」で悩みます。 たとえば「若年者就労問題」と言っても誰も話題にしませんが、「ニート」と名付けられた途端大激論になる。 → 議論そのものの精緻化・複雑化とともに、≪単純かつキャッチーなタイトル≫が必要だと思うのですが・・・・。 何か、いいアイデアないでしょうか。
★というわけで、ここでタイトル案を募集させてください。
私自身、しばらくこの問題の周辺で考え続けてみようと思います。
具体的なご提案や、「○○を勉強しろ」、あるいは批判的なご意見など、ぜひ TrackBack やメールで声をかけてくださるとうれしいです。