「Social withdrawalについての幾つかの考察」(井出氏)
「ひきこもり」概念の歴史と概要について整理されている。 重要なポイントを確認しておきたい。
DSMの中には「社会的ひきこもり」の項目はない
私自身が混乱していた。
「ひきこもり」という言葉は斎藤環がDSMの翻訳語として採用する以前に広く一般に知れ渡っていた。またひきこもり現象の認知も進んでいた。
行政の取り組みとしては、1991年の「ひきこもり・不登校児童福祉対策モデル事業」(厚生省・当時)が最初か。
- 【参照】
- 社会学者・渡邊太氏による、「ひきこもり」概念についての整理。