「『インターセックスと法』会議@サンフランシスコ、初日」(macskaさん)

 会議の内容は、インターセックスの子どもの権利をまもるために法をどう使えるかという話。 わたしは法関係のブログをいくつも欠かさず読んでいるくらいのアマチュア法学ファンなんだけど(というか、分野に関係なく世の中の仕組みについての理論のファンといった方がいいかも)、ちゃんとした訓練を受けていないし、実際の裁判の現場がどう動くのかは知らないので、弁護士や法学者の話はとてもためになる。 医学界と法曹界とのあいだのカルチャーギャップを目撃できたのはさらに面白い。



少数者の心的・社会的リアリティについては、内在的なメカニズムの解明や「共感可能性」を目指して、それを細かく解説してみせる努力とともに、
「世の中の仕組みについての理論」の中でどのような位置づけを与え得るのか、その「権利」の問題として語らないと、やっぱり「遺棄されて終わる」ということが身に染みてきた。



ひきこもっている各人に必要なのは、「交渉能力を高めること」。