「勤務評定(勤評)闘争」*5

  • 《搾取》が、「承認不在の労働」を意味するとすれば。
  • まなざしに管理される職場 (青弓社ライブラリー (42))」は、承認闘争の現場。
  • 《疎外》は、現代では「承認の不在」という問題に縮約されているのではないか。
  • 「交渉」というモチーフの再確認。 【「交渉」は、承認の相互関係である。】
    • たとえば地域通貨LETS」や「PICSY」のように「決済システムの設計図を変える」ことは、参加成員の意識に手を加えずに、「承認のインフラを変える」ことであり、感情労働(Emotional Labour)のように他者を「承認」せずとも、承認メカニズムの変化自体が効果を持つといえる。 → 地域通貨自体への評価とは別に、「承認のインフラ」をテーマ化することはできないか。 ▼他者と関わることのストレスには、「他者を承認せねばならない」という感情労働の負荷が存在する。