分岐点に立つ「ひきこもり」 ニートと「長期化」をキーワードに
と題された連続パネルディスカッションの1回目。
- タイトル
- 「社会的ひきこもりからニートへ?」
- 石前浩之氏 (朝日新聞大阪本社生活文化部)
- 樋口明彦氏 (大阪大学大学院人間科学研究科社会学)
- 田中俊英氏 (「ドーナツトーク社」、NPO法人「淡路プラッツ」代表)
【付記 : こちらに、当日の写真がアップされています。 左から田中俊英氏、石前浩之氏、樋口明彦氏。】
じつは、イベント3時間のうち、最後の1時間しか聞けなかったんですが*1、その1時間があまりに面白く、遅刻したのが痛恨。 【今回の討議内容は11月28日の第2回分と合わせて書籍化され、販売されるそうなので、購入するつもりです。】
会場はほぼ満席。 2〜30歳代が2割、あとはほとんどが親世代の男女。 社会人らしき中間世代がちらほら。
最初から居た人の話によると、冒頭で樋口明彦氏による「ひきこもり・ニートについての概論」があり*2、それから討論に入ったようです。
小学校の教室のような部屋だったのですが、ファシリテーターのかたがそれまでに出た論点すべてを紙片に書いて黒板に貼ってくれていて、どういう話が為されたかは大体追うことができました。
【注】
以下、記憶による論点のメモと、私の(かなり勝手で暴走気味な)感想です【順不同】。 いつもながらのことですが、私は興味の持てない情報は(少なくともブログ用原稿としては)カットしてしまうので(というか記憶すらしない)、参加した1時間部分の記録としてすら遺漏はたくさんあると思います。
★各段落冒頭の「カギ括弧引用」(名前入り)部分以外は、特に断わらない限りすべて私(上山和樹)の意見です。 また、パネラー等の発言引用は逐語的ではありません。 「大意」というぐらいでお受け取りください。*3
ふつうの討議レポートに比べ、報告者である私の意見の分量が破格に多いですが、私としては「ただ聞いてきた」だけでなく、「討議に参加する」姿勢で記録してみたつもりです。 他の皆さんも、この議論に参加してくださるとうれしいのですが。
さて、それではいざ。