読んだもの

「引きこもり支援のために、天皇制について論じる必要はあるか」については、なかなか具体的な発言ができません。なので、「読んだもの」について、とりあえず列記してみたいと思います。読んだかたは、声をかけてくださるとうれしいです。





自意識上の問題を解決できないでいるひきこもり・・・・しかしながら正規雇用の特権性が温存されたまま、そちら側へとなんとか若者を引き込もうとする非正規雇用対策では、結局は就職できた奴が勝ち組、駄目な奴は何をやっても駄目、という構造を温存し、結果、雇用を巡る社会的分断が拡大する・・・・非正規雇用者の拡大=わけの分からない若者の増大=大人/被正規雇用者/勝ち組の不安の増加=排除策による分断の強化、というルート・・・・

・・・・雇用や労働を巡る「勝ち組/負け組」の言説が強力なのは、誰にも「勝ち組」への路が開かれている、という勘違いを持ってもらえればその分断自体は肯定されてしまう・・・・貧困にあえぐ人は社会改革という「現世志向」を捨て、宗教による「来世志向・現世否定」へと傾く・・・・閉ざされた門があり、その門に入れないとき、その人は門のアーキテクチャについて思いを巡らすことなく、むしろブラックボックスとしてのその門をある種オカルティックな視線で眺めるのではないか。



天皇の話を持ち出すのは、自意識レベルの問題でしかなく、だから必要ない」と考えるべきなんでしょうか…。


というか、今日のエントリー自体がバカげてるのかなぁ…。



*1:とか言うと失礼でしょうか。僕自身もそうなので、共感してしまうのですが。