ひきこもりという問題について、プログラマのように考えてみること。

私はプログラムについては何もわからないのですが、話の整理というか、比喩として。

 要求自体をシンプル化する

過剰に人生論にしてグチャグチャにしてしまう人。過剰に不適切にシンプル化する人。いずれもダメだ。

 メタレベルプログラミング

「ひきこもり支援」というと、ひきこもっている本人だけを見て「この人をどうするか」ばかり考えていたり、本人の希望をかなえることばかり考えていたりする。そうではなくて、ひきこもり支援というプログラムの設計思想自体を問題にし、そこでメタ的にプログラムを考えないと。
目の前の支援プログラムは、ある一定の思想を体現している。





クリップ:仕事や社会生活について

ひきこもりの問題に取り組むことは、それ自体がすでに「仕事」であって、こうした処世訓がとても参考になる。ひきこもっている人も、自分を「サービスを提供される側」とのみ考えるのではなくて、「サービスを提供する側」として考えをめぐらせる必要がある。
現状では、ひきこもりの問題に関わったからといって、業界の外でそれが《キャリア》として認知されるかは微妙だ。





クリップ:『【2ch】ニュー速クオリティ』

ずっと以前、「餓死するしかない状況に置かれたら、軽犯罪でもおかして刑務所に入るしかない」というコメントをいただきましたが(参照)、社会保障としての刑務所」という発想は、論点としてはあり得ても、現実的な選択肢としては(特にひきこもっているような人には)難しいと思います。