2007-09-26から1日間の記事一覧

折衝と制度

「充たされざる者(カズオ・イシグロ著)」(梅田望夫による書評)より: 私たちは皆、自分の生を生きることに精一杯だ。それだけで自分の時間の大半は過ぎ去っていく。その合間を縫って多くの他者と関わるのが生きることだが、他者の人生に深く関わろうとす…

「価値ある現実」と子どもの絵

先日の芸術の話について、読者の方からいただいたメールより*1。 現代芸術に共通するものがあるからということで、子どもの絵を「芸術」として見る人たちもいます。でも、子どもの絵に関しては、発達の目的は芸術ではなく、現実を捉えることとか、成熟した大…