2005-11-21から1日間の記事一覧

id:kwktさんと梅田で面会

「opti c@fe」で見せてもらったこちらのエントリーが非常に面白い。 隆慶一郎の作品には「道々の輩(ともがら)」「道々の者」「公界人(くかいにん)」と呼ばれる非定住民が登場する。彼等は一所に定住せず、世間一般との縁を切り、己の才覚だけで世を渡り…

「良師とは」

隆慶一郎の「時代小説の愉しみ (講談社文庫)」を読んでいたら、小林秀雄が辰野隆の最終講義に弟子代表としてあいさつするくだりがあり、ソクラテスの言葉を引用し「真の良師とは弟子に何物かを教えるものではない、弟子をして弟子自身にめぐり会わせる者であ…

憑依の必要

『援交から天皇へ―COMMENTARIES:1995‐2002 (朝日文庫)』p.367-370 ここで重要なのは、確かにチョムスキーは驚くべき数理的業績をあげましたが、そのベースにあるのは一貫して自由を求める実存的希求だった、という点です。そしてその実存的希求が、彼自身の…

 内発的構造化