2009-01-06から1日間の記事一覧

政治的分節の場としての臨床面接

フランスでは、ラカン派の精神分析家が国家事業に協力し、無償での(!)精神分析臨床に取り組んでいるとのことだが、そこでは「精神分析家」が、移民や失業・不安定就労など、フランスの社会問題の最前線に直面しているという(9月20日シンポでの立木康介氏…

『医療環境を変える―「制度を使った精神療法」の実践と思想』の書評

書評者は、『逸脱の精神史』などの著者である酒井明夫氏*1。 雑誌『こころの科学』最新号(2009年1月号、通巻143号)に掲載されています(p.115)。 *1:岩手医科大学神経精神科学講座主任教授