2003-10-09から1日間の記事一覧

「渇きが生きる源である」

id:hachisuzume:20031010にて。自分の「渇き」について、よく見定めてみる必要があるかもしれない。

他者の欲望への接続回路

「社会の動物化」の議論のあと、id:Ririka:20031008から刺激を受けて。 ▼「自分の欲望」を屹立させる難しさ。僕をふくめ苦しんでいる人の多くは、周囲にあふれる「他者たちの言葉=欲望」に振り回され、自分の欲望を見失っている。(病者は、「自分はいま喋…

考え中

東浩紀氏は、インタビュー「社会が動物化している」で、次のように述べている。*1 引きこもりの人と話をして感じたのは、彼らは動物化した社会になじめないのだということ。僕の研究テーマの「オタク」の場合、ある種の記号を身にまとうことで、動物化した消…

ノンフィクションに晒されて

http://earth.prohosting.com/bugaisya/「October 08, 2003」に*1、 「フィクションを書いている時の方が、本当のことを語っているような気がして、ノンフィクションを書いている時の方が現実では無い、絵空事を語っているかのような気がする」 とある。これ…

浜崎あゆみの歌に、

「闘いもせずに癒しなんて求めるんじゃない」ってセンテンスがあるらしい。ふむ。

工学と主観

環境インフラに関わる工学的な議論については、なるだけフォローしたいと思う。でも、僕の議論はとりあえず主観的なものに終始している。(東浩紀氏と斎藤環氏の対立について思う)

「内部観測」

運動の中で運動に巻き込まれつつ、運動を運動のままに記述し、その記述自体がまた運動の一環であり要素であるような学問・・・(「内部観測」ってそういうこと?ISBN:479175848X、ISBN:4791791444)。観測・考えることが「変える」とは・・・。 見る側も見ら…

欲望

露悪趣味も、極度の抑圧も、欲望を閉じてしまう(最近はそういうのばかり)。僕が欲しているのは、「無意識的な欲望」の情熱的な蘇生だと思う。無意識の欲望を通過しない議論は聞きあきた。 scienceにしろ、humanitiesにしろ、artにしろ、「隠されているもの…

母なるもの

語りにくいけど、無視できない。「環境」という言葉に近いと思う。無限に見えるが、じつは有限で、圧倒的に強く見えるが、じつは極度に弱い。振りほどこうと思っても、そうはいかない。サルトルの<存在>のように、べったりと付着している。そうかと思うと…

自然と人工的なもの

ひどい犯罪被害に遭い、仕事にひどく疲れ果てた――つまり人間に傷つけられた――友人が、コスタリカの大自然と動物に触れて「癒された」――彼女はこの言葉は嫌いなのに――という(id:aimee:20031003)。 グローバリゼーション(邁進する資本主義)の中で、あえて…