著者: Michael Zielenziger (マイケル・ジレンジガー)氏。 【本人のブログ】
たしか2001年と2002年に、インタビュー取材を受けました。 取材対象の経験当事者は複数おられて、本の冒頭には「For Kenji」とあります。
引用された私の発言をざっと読みましたが、誤解や私の責任*1も含め、今後くり返し検証し、考え直す必要がありそうです。 ▼通訳の方を経由して、これほど微妙な話を、どのような言葉で語ればよかったのか・・・。
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- 池上正樹氏の『「引きこもり」生還記―支援の会活動報告 (小学館文庫)』(2001年) p.183 に、埼玉県の「KHJ親の会」で話す私の写真がありますが、この会場に、当時「ナイトリッダー新聞」*2東京支局長だったジレンジガー氏が来ておられました。
本の目次を書き抜いてみます。 右側は私の試訳です。
- Introduction: an adjustment disorder 序章: ある適応障害
- "an arrow pointed deep inside of me" 「私の内奥深くに向けられた矢」
- broken apart from others 他者たちから引き剥がされる
- a long tunnel 長いトンネル
- personalities "front" and "back" 事前と事後の性格
- three Japanese "LUNATICS" 日本の3つの「異常者」
- careening off course 道を外れて
- the iron triangle of the psyche 精神の鉄の三角形
- the cult of the brand ブランドというカルト
- womb strike 子宮ストライキ
- marriage in a homosocial society ホモソーシャルな社会での結婚
- falling off the tightrope 綱渡りからの墜落
- rising sun and hermit kingdom 昇る太陽と世捨て人の王国
- a completely new value system まったく新しい価値のシステム
- HIKIKOMORI nation and sheltering uncle ひきこもり国家と「保護するおじさん*3」
- "a single ray of light" 「一条の光」