幻滅

「勝ち誇るナルシシズム」というふうにしか見られないし、そこにしかモチベーションを見てくれない。 事柄に即して忘我的に考えるのではなく、あらかじめどのように勝ちたいのかが夢想されていて、そこを目指してしか考えない。
「問いの再措定」ではなく、「答えの誇示」にしか見えていない。
解釈枠が固定されすぎている。 ある現実は、すぐさま「やはり○○が悪いのだ!」と政治宣伝に動員される。 その前に、動機づけの素材としての可能性を十全に展開すべきではないか。 展開する前に、措定して吟味すべきではないか。