仁愛大学

13日に福井入り、14日に授業ゲスト出演(学部と大学院)。なんと記録的な豪雪でJRが運休、14日に帰れず、急遽もう一泊(宿をご用意いただいた)。このイレギュラーな宿泊も含め、きわめて実りの多い時間。▼お招きくださった三脇康生さん、お世話いただいた田中茂樹さん、僕と同じくゲストだった樋口明彦さん、それから授業でご一緒した先生方、学生の皆さん、ありがとうございました。【学生さんの質問にまで元気付けられた。】
気になった争点は、私が提出した《交渉》というモチーフに対し、心理学の先生方から(交渉の前段階としての)《交流》という要因を強調されたことでした。▼「ふれあい」といったモチーフが苦手な私は、やはり社会行為としての《交渉》を家庭内に導入したいし、そもそも「交流」というあり方自体が、一種の《交渉》成立ではないでしょうか。【カウンセリング行為は、それ自体が経済的な支払いを伴う交渉関係です。】
ひきこもりと依存症を絡めつつ、「疾病利得(しっぺい・りとく)」について話せたのも収穫。