ひとりごと

僕のような状態に陥った者が読書行為に一定の強度を回復できる――「何が書いてあるか」を理解しながら文字を目で追える――こんな状態がまたやってくるとは。ってナルシシズムだし、まだ大して動機付けがうまくいっているわけでもないんだが(だから読むのが苦しい)、呻吟して取り組んでいるうちに内的に情報が組織されてもっと動機付けが得られるんじゃないか、といやらしく期待しながら何も考えずとにかく脳みそに汗をかくぐらいは(古)取り組んでみようと思う。読んでいるうちに視界が開けてきて、そうするとやればやるほど自分がいかに勉強不足かが「見えて」くるのだが、そういう状態が回復しただけでも吉としたい。しょうがないよ、何もできない状態が続いたんだ、やらないよりマシだ。「ひどく遅れている、だが手遅れではない」とか説教くさく自分に言い聞かせて。いや手遅れかもしれないがやらないで焦って苦しんでるだけよりはやっててそこで指針こねくり回してたほうがまだいられる。何もできない自分に向き合ってるよりマシ。そのていどの動機付けを与えてくれるぐらいには、いま抱えている思い付きに意味があると思いたい。というか、そういう勘違いがなければ苦労して本なんか読まん…。「議論を追いかけてる」感じ。ビジネス書とか自己啓発本を利用してでもいいやんか、とにかくもう少しやってみる。