2010-02-27から1日間の記事一覧

【私的な付記】:

『概念分析の社会学』合評会(参照)のプロジェクタ用資料について。 合評会時にメモしたURLに当日夜から数日間アクセスしたのですが、何も掲載されていないページにしか出会えませんでした。 たいへんお手数ですが、再度――できれば継続的に――あのプロジェク…

「対象の居直り」と「記述の居直り」が、相互に権威性を昂進しあう――のではなく!!

既存の当事者論は、「私のことは私が一番よくわかる」(参照)、「家族や専門家ではなく本人が」など、関係性に一人称を導入するモチーフとして展開されています*1。 ところが、一人称同士の関係をどうするかについては、驚くほど方法論がない。 酒井さんが…

秩序化について、「別の提案」が要る

イアン・ハッキングの謂う「相互作用類」は 現象の特徴を指示するための言葉であり、指示対象が「固定的であるか否か」については何もいっていません。 (略) つまり、在り方がまるで変わらない「相互作用類」もあるでしょうし、どんどん変わっていってしま…

《人々の-方法》、《場所の-方法》について

お返事を頂きました(参照)。 私がまず思いついたのは、 「場所」 → 社会学者のいう「社会的秩序」(or その下位概念としての「社会的システム」) 「取り組み〔主体〕」 → (秩序への)「参与〔者〕」 というゆるい対応関係でした。 (略) 「場所」と「関…

各人の当事者性を抑圧する当事者論

目下のところ「上山さんの問題」はまったく判明ではない、という評価とともに──そして、それをもっと明らかにすることに 私も少しは協力ができるのではないか、という期待の表明とともに──提示したものでもあります。 にもかかわらず「ポジション」やら「動…

当事者論を組み変えるために 4

【「3」のつづき】