2008-02-02から1日間の記事一覧

《制度が病む》という発想

「制度分析」「制度を使う」という発想は、そもそもドイツ第三帝国の占領に抵抗するレジスタンス運動に深くつながっている。 以下、強調は引用者*1。 フェルナン・ウリ(ジャン・ウリの兄)の「制度を使った教育学(pédagogie institutionnelle)」は、トス…

臨床的難解さ

『地域保健』 『精神科看護』 『臨床精神医学』 『看護学雑誌』 『教育と医学』に掲載された、「制度を使った精神療法(psychothérapie institutionnelle)」を解説した三脇康生の論考を読んだ(参照)。 そこで論じられている以下のようなモチーフは、その…