2006-06-20から1日間の記事一覧

後悔

「あの時、明確にこう言えばよかった」 「あの証拠を出せばよかった」 「相手の矛盾を放置してしまった」 ――きちんと弁護できなかった自分に激怒している。 具体的にやり直すしかない。

永続審議

自分を弁護する戦いに失敗すれば、「間違っていた」に等しい。 現世で失敗した審議をやり直せるメタな場所はない。 生きてる限り、自己弁護の過重な任務から逃れられない。 こんなに不安定な身分はない。

弁護闘争

人間は、無条件に自分を肯定することはできない。 労働は、それ自体が「自己弁護活動」になっている。 ひきこもりでは、それが破綻している。

代わりに

社会生活は「逃げられない戦争」みたいなもので、ひきこもりは、どこまでも敗残兵。 戦えない人間が生き延びるためには、周囲の誰かが代わりに戦っている。

「動物以下」

ひきこもってる人は、人間的であろうとしすぎるがゆえに、状態像としては「ペット以下=動物以下」になる(ペットなら、まだしも愛玩機能があったものを)。――近代社会では、そう考えるしかないのかもしれない。 ▼それを考えるのが、公共哲学とかだと思う。 …

「穀潰し(ごくつぶし)」

ニート・ひきこもりを「穀潰し」と言っている人は、言われた人間の命よりはその食う食物のほうが大事だ、という価値判断を示している(「だからいけない」というのではなく、事実として)。 ご家族が言うならともかく、第三者が言うことだろうか。

仮象としての「自分の責任」

「すべて自分の責任だ」――それは最終的にはおかしい認識だが、そういう「思い込み」なしには、行動が始まらない。 ▼思い込みすぎても動けないが。