京都の研究会

23日、こちらのイベントにお邪魔。
合田正人氏の講演、ツボがたくさんあり、非常に熱心に聴く。
会場からの質問も熱い。
「病院環境の思想」というタイトルの研究会なのだが、ルーマンの話が出たり、「ゲシュタルトの動態化」とか、あるいは精神科医の方もいて――つまり僕なりに言えば、「理論的成果の最先端と、臨床現場との対話」を試みる場所と思えた。
個人的には、講演のほか、会場からの三脇康生氏の発言(「理論的な話を現場にどう伝えるか」「震災後の現地の立ち上がり」)と、立木康介氏の「対象a」についての説明(「スタティックな『穴』ではなく、直視の形式の中に割って入ってくる異なるもの」)が印象深かった。