会場質問:「職業安定所*8の役割と現状は?」

会場にいた職安職員の女性が返答。

  • 職安(ハローワーク)の職員自身が、半分は非常勤であり、時給数百円
  • 正社員はバトルできるが、非常勤にはできない

ここで、かなりリアルな現場の活写が。

  • 「何人でやってるのか」「どこでやってるのか」という質問を請負会社は嫌がる。
    • 派遣先を明記していない求人票は多い。(派遣先が知れると、応募者本人が自分で派遣先企業に問い合わせることが多く、それでは請負会社がアガッタリになるから)
  • 「こんな求人よく受けたな」と思うことが多い。職業安定法違反の求人内容を、職安が平気で引き受けている。
    • 発言の最後に笑顔で「職安を指導せよ」。会場笑い。

ここで、質問者と返答者の間でいくつか言葉の応酬があったのだが、「何もしていません(笑)」という一言が分かったぐらいで、必死に集中して聞いていたにもかかわらずやり取りの内容は信じられないぐらいに理解不可能だった。――「理解不可能」といっても、やり取りの内容を批判しているのではなくて、文字通りの意味で「難しすぎて分からなかった」という意味です。 ホント、外国語みたい・・・・。

  • 脇田氏:「職安が派遣会社や請負会社から求人を受けるのはおかしいのではないか」
    • 「労働行政が弱い。下からの突き上げで行政の姿勢を正す必要がある」
    • 「京都の民主的大学が派遣会社を作ってるのが実状」
    • 「『使用者責任』を問うべき。いちばん利益を得ているのは工場だ」