ネタ集

いま僕があたためている議論に関連して、この書評(by 中島一夫氏)の諸指摘が気になっている。

  • 「個と類」(特殊性と普遍性)という回路 【疎外論
  • 権力の形態が「規律型」から「管理型」へ 【「国家」(中心)から「社会」(局所)へ】
  • 権力は実体的要素が稀薄化し、函数的に代替可能な機能概念となりつつある
  • これまで習俗とわかちがたかった種々の共同規範が、合理的な「法」として外在化した
  • 福祉国家」とはいわば官僚国家であり、私的生産と所有が官僚によってコントロールされる社会=「管理社会」にほかならない
  • 「汚名」とは「無名の者たち」であって、三人称的な「誰か=匿名性」である
  • フーコーの言う「主体化」とは、具体的に「生」の形態を変え創造すること
  • 「愛情」は人称にしたがって個体化をとげ、「熱情」は強度によって個体化をとげる
  • 「単独性=固有名」は、「愛情」によるもの

一つ一つ、じっくり考えてみたい。(勉強も必要ですね)


だんだんと、「うかつなことは言えないなぁ」という気持ちが強くなっている。強すぎるとまた日記が停止してしまうが、文脈などへの配慮ができるようになってきたということで、いい方に受け止めたい。
過去ログでは、お馬鹿 or 電波系の発言もしていて、すべて抹消したくなるが、「そう感じるということ自体、少しは成長したんだ」と思うことにしよう。そうしよう。