- 「function」という考え方が最もエロティックな気がする。
- 「function」には「関数」という意味もある。
- 「function」という観点から自分の存在について見つめ直してみる。 → 家族との関係、友人の中で、社会の中での機能。「愛」を、ドライな「function」という視点で見てみる。「生きた労働」(Marx)という function。社会制度や文脈の中での自分や他人。
- 「機能しない人間は捨て去れ」とかの暴論ではなく。状況や情感に飲まれて困る人間は、なんとかドライでメタな視点を確保する必要があるのだ。
- 単なる機能論的視点は、たしかに歯車的視点であって批判的・政治的視点を創りにくいかもしれない。しかし批判や政治自体を functional に考えることはできないか。
- 素材レベルの戯れとメタの認識。
- 「現実を現実でなくしたい」――要するに「人間の存在論的地位」とか、そんな話。存在における人間という function は何だろう、とか。
*1:『共生虫ドットコム』ISBN:4062103362、村上龍と田口ランディの対談