紛争への合流

  • 社会参加とは、「自分をきれいな製品として売る」ことではなくて、「紛争に合流する」こと。 キレイゴトの社会参加論は、建前と実態のかい離すら論じられない。 社会参加が継続するとは、実態の部分で絡み合いが続いていくこと。そこにこそ分析が要る。 分析のない中間集団は耐えられない。
  • 「見られる参加」ではなく、「作る参加」を目指す。 与えられた制度内での「作る」ではなく、枠組みや関係自体を分析-創造してゆく。 分析労働が「創る過程」になっているような、終わりなき関係の創造。
  • 20年ひきこもっていたという男性が、「もっと早くに引き出してほしかった。無理やり学校に行かせるのも方法の一つだったと思う」と言っていた。 ひきこもっていた過去を持つ人が、どうしようもなく硬直した制度順応者になっている姿に何度も出会う。 ▼不登校・ひきこもり・ニート問題は、人を「思想語り」に導く。経歴や肩書とは関係なく、各人は思想家として問われる。
  • 「いかなる法律も自由の侵害である(Every law is an infraction of liberty. )」(ベンサム功利主義の祖)