2009-11-18から1日間の記事一覧

共同体とコスト

お笑いの大御所は、それぞれがコミュニティの支え手に見える。 たけし、タモリなど、お一人おひとりの周囲に “ファミリー” らしきつながりがあって、あるファミリーに馴染みそうな人は、別のファミリーには馴染みにくいように見える。 ▼同じ番組に出られる関…

利権団体としての部分社会

孤立は、心理の問題であると同時に、危機管理の問題。 社会的に孤立するのは、極めてあぶない。 いじめ・脅し・排除・差別など、どんな理不尽にも耐えなければならなくなる。 正義の実現には、集団的暴力が要る。 泣き寝入りと国家の間に、政治がある。 政治…

親密圏や中間集団の前近代性

システムと個人の関係においては、かえって搾取的でないことがある。 中間集団や親密圏においては、人格関係が生じるゆえにかえって前近代的(幼児性・埋め込み・搾取し放題)。 対価の発生する労働としてしか相手の時間を使わない――これは重要なことだ。 気…

データ的相関と、人格的抑圧

「調整するのは人格と人格ではなくデータとデータ」(参照)と主張する東浩紀氏は、しかし「人間関係」をもち、コミュニティらしきものを生きる。 対面の関係にはどうしても人格的縛りが生じる(たとえば通りすがりの人に道を聞くだけで、“気まずい” 時間が…