2008-09-27から1日間の記事一覧

歴史的・身体的に生きられる《制度》

『メルロ=ポンティ・コレクション (ちくま学芸文庫)』掲載、「個人の歴史と公共の歴史における《制度》」*1より(強調は引用者): 《制度》という概念に、意識哲学の難点の治療法を探してみよう。 (略) 主体が構成されたものではなく、制度化するものであ…

「雲の上から小便」――自分の中間集団の作法を自覚しない

私たちが、意識的に何か努力していこうとするときの、「こういう方向で努力していればいいんだ」という思い込みも、歴史的な枠組みをもつ。 「○○とは何か」を考えるときの発想法。目の前の上下関係。何をどうすることが「社会に順応している」ことになるのか…