人名表記

  • Philippe Koechlin (1912-2003) 《フィリップ・ケクラン》
    • ポルトガルの『精神医学年鑑』に、ジョルジュ・ドーメゾンと連名で掲載した論考において、「psychothérapie institutionnelle」という名称をはじめて用いた(1952年)。
  • Félix Guattari (1930-1992)  《フェリックス・グァタリ or ガタリ*5
    • 彼の提唱した「分裂性分析 schizoanalyse」が、トスケイエスやウリの「制度分析 analyse institutionnelle」と強い緊張関係にあったことは、ほとんど知られていない。 浅田彰をはじめとする日本の紹介者たちは、なぜかこの文脈をほぼ完全に無視した。
  • Paul Sivadon (1907-) 《ポール・シヴァドン》
    • 1950年代中頃、精神科医療について3つの問題点を提起。結果的にセクター制を準備した。
  • Paul-Claude Racamier (1924-1996) 《ポール=クロード・ラカミエール》
    • 1954年ごろから、フィリップ・ポメルと一緒に13区のセクター制の準備を始めた*6
  • Philippe Paumelle (1923-1973) 《フィリップ・ポメル》
    • 1958年、パリ第13区において、セクター組織を創立した。
  • Célestin Freinet (1896 - 1966) 《セレスタン・フレネ》
    • フレネ教育学
  • Jean Ayme 《ジャン・エム》
    • サンタンヌ病院の院長だったドーメゾンの死後、後継者。
  • Roger Gentis (1928-) 《ロジェ・ジョンティス》




*1:精神医学の歴史 (文庫クセジュ)』p.115

*2:ベルギー「ヘント大学」の雑誌サイト『Psychoanalytische Perspectieven』より

*3:精神医学の歴史 (文庫クセジュ)』p.118

*4:精神医学の歴史 (文庫クセジュ)』p.150

*5:日本語圏では「ガタリ」表記がよく使われるが、フランス語圏で発音する場合、冒頭は「ガ」ではなく「グ」になる。「グァタリ」が言いにくいなら、「グアタリ」と4文字にしたほうが原音に近い。邦語文献でも、いくつかは「グァタリ」を採用しておられる。▼国名の Guatemala は「グアテマラ」か「グァテマラ」で、「ガテマラ」とはあんまり書かない(参照)。

*6:精神の管理社会をどう超えるか?―制度論的精神療法の現場から』p.140など