『永冨奈津恵のオールニートニッポン』

ひきこもり問題について1996年から取材を続けているフリーライター永冨奈津恵氏がパーソナリティ。 podcasting でいつでも聞けます。

■放送日時: 2007年3月23日(金)
■ゲスト: 玄田有史東京大学社会科学研究所助教授、『ニート―フリーターでもなく失業者でもなく (幻冬舎文庫)』ほか)
       工藤啓NPO法人「育て上げ」ネット理事長)

支援現場の情報を前提にした議論は貴重。
玄田氏は、自分に向けられた批判についても言及している。

■放送日時: 2007年2月16日(金)
■ゲスト: 荒川龍(『レンタルお姉さん』著者、id:rosa41

荒川氏は、1999年から取材を続けられているとのこと。
訪問活動に関する具体的なお話が非常に興味深い。(最後が印象的)

■放送日時: 2007年1月19日(金)
■ゲスト: 石原直之さん(はるかぜ書店店長)、イナガキさん(会社員)、ハヤシさん(医療事務)
■今回のテーマは、「ひきこもりを経て……」。30代後半〜40代のひきこもり経験者3名に登場してもらいます。イナガキさん(男性)とハヤシさん(女性)はご夫妻で、どちらもひきこもり経験があります。

現在40歳前後の「不登校・ひきこもり」経験者の証言*1。 論じ方としては、やや主観的印象論に偏りすぎている。やはり、「当事者・経験者」という発言ポジション自体を役割理論的に位置づけておく必要を感じる。▼主観的リアリティを話題にするのは、単に共感を求めるのではないはずだが、リアリティを話題化することのメタな意味づけがまだうまくいっていない。





*1:とくにハヤシさんの主観的体験談は、異性であるにもかかわらず、私にとって非常に生理感覚が近いと感じる。