「超自我は攻撃欲動の内面化である」という柄谷行人の指摘。
「二重の再帰性」(宮台真司)――近代という衝動強迫*1――自意識そのものの嗜癖的性格
「二重の再帰性」から、「二重化された無意識」(斎藤環)の問題に向かうこと。 メタとベタを往復する分析衝動(死の欲動)が、制度面と心理面に二重化される*2。
社会的行為が、つねに「二重化された自由連想」的素材であり、事後的な分析を必要とする失策行為であること。
自意識という「底の抜けた再帰性」のリアリティから、不可避的な「死の欲動」のリアリティに向かうこと。