- 真にオリジナルなものは、「単独的に必然性に到達した」と呼ぶべきであり、他との相違の自意識において確認されるものではない。 ▼「差異」と「自己言及」のゲームとの相違。 「ほかと違っているから」という自意識によって維持されるのではなく・・・
- ベタな欲望を生きられる人のほうが自意識がなく、政治的に強いことが多い。 職場などでは、「自意識なき欲望」を生きられる人が強い。 【ex.「にぃちゃん、考えすぎやで」とケツを叩いてくるおばちゃん】
- 自分の欲望へのメタ分析を欠けば、自分と同じ欲望に従えない人間とはベタにトラブルを繰り返すしかない。 自分がメタ分析していても、相手もメタ分析してくれなければ物別れに終わる。 棲み分けるしかない。 ▼メタに分析したところで、ベタな欲望を共有できるわけではない。 ただ、メタ分析の欲望はベタに共有できるかもしれない。
- 自分を差異化する欲望が、メタに後退してゆく欲望にすり替わる。 しかし、「メタ分析自体が差異化の自意識のゲームでしかない」としたら、興味を持てない。 私に興味があるのは、「それしかできない」との関係におけるメタ分析。
