「強迫化した合理性」と、「非合理な禁止」

非合理な禁止によって維持される合理性の体系――合理性が強迫観念化することへのシステム的禁止(個人精神/社会制度)。投企的倫理が成立する環境としての「精神」と「社会」。被投的環境のシステム的整備を能動的に遂行する? ▼非合理な禁止において既存の合理性の強迫システムを宙吊り化しないと、ジャンル創造的な再措定は不可能ではないか。議論ジャンルは構造的枠組みを持たないか。→「脱構築」というモチーフ? 合理性システムの歴史性? ▼ジジェクが指摘していた、「マルクスフロイトは地平を創造した、ゆえに乗り越え不可能」。 ▼《契約》(←他者との交渉)は、それ自体「非合理な禁止」の措定であり、合理的再検討の停止。→「ひきこもり」はこれが見えなくなるために、家の中に居るにもかかわらず「永遠の強迫的ON」に苦しむ。それゆえ《交渉=契約》の導入が「OFF」をもたらす?